前回紹介した銘柄も軒並み下落しておりますが、指数的に下落の目処を予想してみたいと思います。
ハンセン指数の最高値は、言わずと知れた中国株バブル絶頂の2007年10月の31,958で、その後の底値は、2008年10月の10,676となります。
この差にフィボナッチ係数0.618を掛けて求めた数を底値に足すと、23,828が61.8%戻しの値になりますが、既に2010年11月に24,988を記録し、当面の天井になっているものと思われます。
年来高値が2011/04/08の24,468、年来安値が2011/03/17の22,123、2011/06/10現在22,420となっています。
当面は、年来安値22,123がひとまずの底、そこを割ると、今回の上昇の週足起点2010年9月20,797、心理的ラインの20,000ポイントが底のように思います。あくまで勝手な予想ですので参考程度に考えて下さい。
もう何年かすれば、中国の一人っ子政策の影響で労働人口が減少するとも言われています。2007年のような中国株バブルが起こるとは思いにくいので、『成長株投資』と考えるより、週足チャートを参考にスイング・トレードを心掛けるのが良いのかも知れません。
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